
皆様に知って欲しい事があります。
— カモシダせぶん(デンドロビーム) (@kamo_kokuchi) December 27, 2019
先日、家で火災が発生しました。
僕含め怪我人、病人0だったのが本当に不幸中の幸い…
原因は窓際に置いてたスタンドの鏡(拡大面)に日光が反射し、その光がソファーを燃やしました(収れん火災)
信じられない…冬に起きやすいそうです。
家喪失。皆様もお気をつけて… pic.twitter.com/te4WT0PvHZ
2019年12月23日、カモシダせぶんさんが自身の自宅で火事を経験しました。
その火災の原因は、予想だにしないものでした。
「100均の鏡」が原因となった「収斂火災(しゅうれんかさい)」が火元になったのです。
この記事では、カモシダせぶんさんの実体験をもとに、その原因や教訓をお伝えします。
火事の原因は「100均の鏡」

カモシダせぶんさんが経験した火事の原因は、まさかの「100均の鏡」。
鏡が太陽光を反射し、特に強い日差しが鏡に当たったことで、収斂火災が発生したとされています。
カモシダせぶんさんは、鏡を窓際に置いていたということで、日光が鏡を通して一点に集まり、周囲の物が引火してしまったとのことです。
こんな事あるのか…
書店員芸人カモシダせぶんのショバダイnote
すこし、詳しく説明すると、このようなメカニズムです。
カモシダせぶんさんは、100均の両面鏡の表にひびが入っていたため、裏の凹面鏡を使用していました。
そこに、冬の低い位置の太陽の光あたります。
すると下図のように、光が集まり、その地点にモノがあると、高熱になり発火するというメカニズムです。
虫眼鏡で光を集めて、新聞を焼いたりする、あの仕組みと同じですね。
、

どんな状況で火災が発生したのか

その日は、早朝に起床し、カーテンを開け、100均の鏡を見ながら、髭剃り。
その後に、名古屋の友人に会うため、高速バスで移動中、名古屋近くで、知らない番号から、2度の電話。
警察からの電話で、火災報知機が反応しているので警察と消防が部屋に向かっているとの連絡でした。
「ボヤを起こしてしまった…」ぐらいにしか考えてなかったんですよね。それでも凄い焦りましたが。
書店員芸人カモシダせぶんのショバダイnote
しかし、名古屋から、とんぼ返りで自宅に戻ってみた光景は、想像の何十倍もひどかったという状況です。
(冒頭の写真です。)
この体験から学べること

カモシダせぶんさん自身も、この火事が起きるまで「収斂火災」という現象については知識がありませんでした。
収斂火災とは、鏡やガラスなどの反射作用によって、強い光が一点に集中し、周囲の可燃物を引火させてしまう現象です。
1年のうち1月と11月、4月に多く発生しており、これから空気が乾燥しやすく、太陽の高度が低くなって部屋の奥まで光が差し込む冬場を迎えるに当たり、以下の点に注意しましょう。
引用:消費者庁
・窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かないようにしましょう
・外出する際には、カーテンを閉めて遮光しましょう。
・自動車やバイク、水を入れたペットボトルなど屋外にも気を付けましょう。
・朝夕や冬場は太陽の高度が低く、部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいので特に注意しましょう。
まとめ:私たちにもできる防火対策

かもしだセブンさんの経験を通して、私たちも火災のリスクについて考えるきっかけを得ました。
身近な日用品が危険因子になることもあるため、普段の生活の中で簡単にできる防火対策を実践することが大切です。
あなたの身近にも、気づかないうちに危険が潜んでいるかもしれません。
今一度、家の中を点検してみてはいかがでしょうか。
Q&Aコーナー
- かもしだセブンさんの火事の原因は本当に「100均の鏡」だったのですか?
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はい、かもしだセブンさんが自身のNoteで明かした内容によると、火事の原因は100均で購入した鏡による「収斂火災」だったとされています。
- 100均の鏡はすべて危険なのですか?
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危険というより、「置き方」に注意が必要です。
特に「直射日光が当たる窓際」や「光が集中しやすい場所」に鏡を置くと、収斂火災のリスクが高まります。100均の鏡に限らず、すべての鏡やガラス製品で同様の注意が必要です。 - 収斂火災を防ぐにはどうすればよいですか?
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・窓際や太陽光が差し込む範囲には、収れん現象が起こる可能性がある鏡やガラス玉等を置かないようにしましょう
・外出する際には、カーテンを閉めて遮光しましょう。
・自動車やバイク、水を入れたペットボトルなど屋外にも気を付けましょう。
・朝夕や冬場は太陽の高度が低く、部屋の奥まで太陽光が差し込みやすいので特に注意しましょう。



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